起業して指導用の道具を用意して
場所の手配をして
集客のチラシを作って
などやることはたくさんあると思いますが
皆さん意外と困っていらっしゃるのが請求書の作り方です
そんな請求書にまつわる実話です。
私はご相談いただいたクライアントの方に
講師活動であったり
レッスン指導であったり
その方の本業に対して仕事をお願いすることがあります。
専門的な力を発揮してくれる場をつくります!
ある女性のクライアントの方に先日、講師をして頂きました!
費用をお支払いしたいので、【請求書】を送ってくださいとお伝えしました。
その方は起業して、請求書を作成するのが初めてでした。
数日経って連絡が来ました。
『請求書は印鑑が必要ですか?
調べたところ法的には印鑑がなくても問題ないと書いてあるのですが
お知り合いの方に聞いたら、当然つけるもんだよ!と言われ
印鑑を押すと郵送になってしまいます。
どうしたらいいでしょうか?』
たしかに!
きっとこの数日、不安に思ってたんですね。
確かに請求書には、会社の名前や個人の名前
そして担当の方の印鑑が押されていますね。
ただ、その方がおっしゃるように
法的には印鑑は無くても
問題のないものです。
しかしながら印鑑を押すのが通例となっていますよね。
印鑑を押すために書類が郵送になってしまう。
と心配されていましたが
例えば印鑑をスキャンをして、そちらを貼り付けることができます。
インターネットからご自身の名前の印鑑を作ることも可能です。
メールに添付して送ることができる書類を郵送したら、郵送費用がかかり、少しもったいないですよね。
メールなら何秒かで送れるものが、郵送で1日2日かかるのも時間的に無駄があります。
ということで今回は印鑑なしでも対応できますよ!
でもほかの会社とやり取りする場合には用意しておいた方が
無難ですよ~と。
- 書類制作者の氏名または名称
- 取引年月日
- 取引内容
- 税率ごとに区分して合計した税込対価の額
- 書類の交付を受ける事業者の氏名または名称
※国税庁のホームページより引用
この5つが記載されていればフォーマット等は特に指定はありません。
こちらのフォーマットもインターネットを検索すると
いくつか出てきますので、それを真似するのもいいと思います。
エクセルなど新規作成するときに使えるテンプレートを
自社用にアレンジするだけでも良いですよ!
1回作っておけば、後はナンバリングをして、
相手の名前
日付
金額
取引内容
を書き換えるだけですから
事務作業も楽に進みますね。
ちなみに
請求書を頂いた側の方は
請求書を捨てないように気をつけてくださいね。
個人事業の方でも5年から7年
法人の方では7年から10年
保管しておきましょう!
請求書には支払い期日があります。
そこは必ず守りましょう!
(当然ですが、一つのうっかりで信頼をなくしてしまうので)
ちなみに私は、初めてお仕事をご一緒させて頂いた
請求の振り込みは
その月内にしております。
【月末締め翌月払い】というパターンがよく聞かれると思うのですが
最初はとても不安だと感じられる方が多いです。
それに起業したばかりの頃は出費ばかりで苦しいですよね。
なるべく早く仕事をした実感も欲しくないですか?
今後も安心してお付き合いして頂けるように!
これからも気持ちよくお仕事ができる関係性を保ちたいのです。
いざ起業して指導用の道具や、レッスンメニューが整っても
実際に相手にお金を頂く
その書類って後回しになってしまいますよね。
最初に一度だけ作っておけば安心して使えますので
ナンバリングをして保管ができる状態で作っておきましょう!
追伸
どんな書類が必要なのか疑問に思った方は
までご相談ください。
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