スタッフを育てる言葉

怒ってる人 ブログ

 

何回言ったらわかるんだよ!

これ前にも言ったよね!

何がわからないかなぁ!

なんでわからないかなぁ!

 

なんて言うセリフ聞いたことありませんか?

 

昔のドラマなどで

上司が部下へ話している場面をよく見るかと思います。

 

 

親が子供を怒る時にも

こういう言葉遣いが出てくると思います。

 

ひと昔もふた昔も前のスポーツ指導でも、厳しい鬼監督、鬼コーチが

こういう言葉遣いをするイメージがあるのではないでしょうか?

 

 

もちろん皆さんもこういう言われ方をしてきて

育ってきたこともあるかもしれないですね。

 

 

『体育会系で育ってきてるので当たり前です。』

『言ってもらえているだけ嬉しいです。』

 

 

と答える人もいるかもしれませんが

 

 

 

今の時代ですとパワハラやモラハラなど

問題になる場面かもしれません。

 

 

ときには強い口調で部下や後輩を怒る場面も

必要かもしれません。

 

しかし

 

その部下のためにしている行動でも

相手に届いていなければ意味はありません。

 

逆にパワハラが怖くて言いたいことが言えないと

いう場面もあるかもしれません。

 

この場面も伝わらずに相手の成長は見込めないでしょう。

 

 

 

ではどうしたら良いのでしょうか?

 

 

部下や後輩を上手に育てる

怒る叱るの違いを

こちらで解説していきます。

 

まず怒ると叱るの違いについて知っていきましょう!

 

 

怒ると言うのはその人を対象としています。

叱ると言うのはその人が起こした行動や、作ったものを指します。

 

 

『お前は、なんで、できないんだよ?』

は、『お前』という人を指しています。

 

 

人を対象にするのではなく

 

 

『できなかった』

 

という事柄を対象にすることが大事です。

 

 

そして

できなかったことを対象にする場合

できなかったことを認識することは

とても難しいです。

 

 

この場合では

 

どこまでできているか?

を理解することが大切です。

 

  • どこまでできていて
  • どこからができていないか

 

 

ということを伝える側が理解しないと

 

ずっと『お前、なんで、できないんだよ?』の繰り返しです。

 

 

最初は穏やかに対応できていた上司も

何回も同じことを繰り返していくうちに

感情的になり

叱るはずが、怒るに変わっていることに

気が付いていないかもしれません。

 

 

叱るためには

 

①理由を説明する

 

ここがこうだったから、こうなっているよね?

それをこうしたら、こうなるから、やってみよう。

 

本人も怒られている意味や、怒られているポイントが

わかっていないことがあります。

 

注意してほしいポイントを具体的に

共通の理解で伝えていきましょう。

 

 

②その行為だけ注意する

 

 

普段の性格や、生活などのことまで

絡めてしまうことはやめましょう。

 

 

今起こった事柄に対してだけ注意します。

 

 

 

③さっぱりと

 

ついついぐちぐちと長く説教をしてしまいがち

話し終わった後も気まずい状態に

 

 

 

言った側も感情の高ぶりがおさまらず

言われた側も次の仕事に切り替えられず、、、

 

 

さっぱりとポイントを伝えて

次の仕事で能力が発揮できるような状態を作りましょう。

 

 

 

 

わかっていてもなかなか難しく

ついつい厳しい口調に。

 

自分の若いころとくらべたら

こんなのまだ優しい方だ。

 

 

 

 

なんてドラマみたいなことを言ってしまわないように

気をつけていきましょう!

 

 

 

もっとも

 

 

怒る環境を作ってしまう会社や上司にも
改善点はたくさんありそうですが。

 

 

それは、またの機会に。

 

 

 

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