何かを始めるとき、何かを買おうとするとき
皆さんは、まず何をしますか???
私は、とりあえず調べます。
昔ならお店を回って一番安い商品を探したり
好みの色の在庫があるか聞いて回ったり
いまはネット検索ですよね?笑
新品でなくてもよければフリマアプリで探したり
回る店舗を検索なんてことも
もはや当然の作業。
もちろん
起業するときにも必ず調べてください!
市場調査です!
子どもが5人しかいない町に体操教室を作っても継続できないことは目に見えています。
始める前から負けは決定。
始める前に勝てるように準備するのは当然です。
例えば
こども向けの体操教室を開講するとしましょう。
大きく分けて
の4つのことを調べましょう!
①お客様
『こども』がいなければ成り立ちませんね。
近隣の幼稚園、小学校の学区や人数、などは調べたらすぐわかります!
新興住宅街の近くなら間違いない!と思っても10年後を考えると?
先のことも見越して調査します。
大きな坂の上まではわざわざ通わない。
電車の線路を越えては通わない。
といった地域特性もあるので
初めての場所は見た目だけではわからないことも。
都心の30分は遠くても、田舎の30分はすぐそこ、なんて感覚の違いもあります。
数字と、数字を見るだけではわからことをリサーチすることが重要です!
②内容
つまりあなたが提供する『商品』がどういうものか。
体操教室って?大体の方が
マット運動や鉄棒をして学校の体育の予習のようなイメージを持っていると思います。
その商品が『前回り』ができることで通いたいと思いますか?
体操を通してなにを得たいか?
これを売ることが重要です。
- 落ち着きがない子なので、集団になれ、順番が待てるようになってくれたら
- マンションに住んでいるので跳んだり跳ねたりできなくて
など体操を手段として求めていることがきっとあります。
『運動が苦手な理由は、自分の体の動かし方がわからないんです。
体操で体の動かし方を覚えていくことで、いろいろなスポーツ動作が
巧みになります。運動で自信をつけ自己肯定感が向上し
何事にも積極的にチャレンジできるようになります!』
という説明はどうでしょう?
自分の商品を調べることで
体操を行う、その先の価値を売りましょう!
③競合
ラーメン激戦区ってなんでラーメン屋さんが集まっているんでしょうか?
自動車販売店もそうですよね、道路の両側に各メーカーが。
体操教室の激戦区ってあるのかな?笑
同じジャンルがあればそこは避けたいと思いがちですが
②の商品が違えばラーメンに興味のある見込み客が集まる場所で
売りやすくなるということです。
体操教室の競合は体操教室ですが
同じ『こども』をターゲットとしている競合は
サッカー、野球、陸上、スケート、バレエなどの運動系
ピアノ、プログラミング、絵画、学習塾などの習い事
すべて含めてリサーチします。
過去のリサーチでは、学校行事で遠泳大会がある地域では
小学5年生までのスイミングスクール参加率が異常に高い!
というのもありました。
体操でも競技志向か運動を楽しむかでも違ってきますね。
狙いを定めていきましょう!
④は取り巻く環境
体操教室に実際に入って運動するのは『こども』だけど
お金を支払ってくれるのは『おや』なんです。
送迎や生活リズムを決めるのも。
祖父母が送迎しているパターンも。
となると、一世帯当たりのこどもの人数、そこに対して
費用を捻出できる家庭環境か。
いくら良いものを商品としていても
需要がなければ成立しません。
リサーチした結果ニーズに合わせて
商品プラン、出店プランを検討していきましょう!
追伸
起業時だけでなく常に状況は変わります。
リサーチのお手伝いはお問い合わせにて承ります。
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