お客様の求める価格とは

お財布 ブログ

 

このジャケットもう少し安かったら買うのに。

このお肉こんなに入っているのに安い!

 

よくある光景ですよね?

そもそも価格ってどう決めているのでしょうか?

 

売りたい人がいて、買いたい人がいて

お互いが納得したところの『価値』が『価格』として成立しています。

 

一着1万2000円のジャケットがあるとします。

2,000円安かったら買いたいのに、、、

 

この2,000円の価値はなんなんでしょうか?

そもそも2万円のジャケットがセール商品で1万2000円になっていたかもしれません。

となると1万円の価値の差が生まれます。

 

 

ブランド、生地、色、デザイン、接客、立地、憧れ、etc

 

その商品にはいろいろな価値があり

 

 

自身の経済状況、買い替え時期、着用用途、プレゼント、etc

 

お客様にはいろいろな目的があり

 

 

一概に高ければよい、安ければよい、というものでもありません。

 

※企業のセミナーを行うときに提示した金額では少なくて

会社のステータスに見合わないからもっと多く支払いをします。

といったこともありますからっ

 

 

では実際に自身の経営に当てはめていきましょう!

 

 

会員制のスポーツクラブで

トレーニングジム

 

会員数は1,000人、月会費は5,000円。

ひと月の売り上げは500万円です。

 

会員数は500人、月会費は10,000円。

ひと月の売り上げは500万円です。

 

同じ売り上げが出ていればどちらも同じでしょうか?

 

・会員1,000人が入る規模の施設の維持費

→100名前後は同時に受け入れられる広さ、器具の数、ロッカー、駐車場

 

・会員1,000人をサポートするスタッフの人件費

→受付1名、トレーニングエリア2名、グループレッスン1名、管理者1名、以上

 

・会員1,000人を管理する日々の業務

→電話対応、入会案内、施設見学、DM発送、ご意見対応

 

などなど

 

お客様が多くいることは喜ばしいことですが

その分、日々の業務に追われて、対応が遅くなり、ご意見が増え、

またその対応に人員を割いて、、、など苦しくなることも。

 

会員数が半分で同じ売り上げがあれば

施設の規模が縮小でき維持費が軽減。

日々の業務はおよそ半分。

同じスタッフ数がいれば余裕をもって対応できますよね!

意外と多い駐車場トラブルなども減るかもっ

 

その生まれた余裕で何ができるか?

 

ここが5,000円の月会費の差になり

お客様への『価値』に変わります!!

 

値決めをするとき、値上げをするとき

・他店と比べて

・地域の特性

・施設の許容量

・強みを活かして

などを考慮して

 

1万円を支払っても少人数で集中できる環境を
他店より高くても、清掃が行き届いて清潔な施設を提供するのか
専用ロッカーを完備し、荷物が少なく来店して頂けるように
栄養指導をセットに
会員感謝イベントが定期で開催されるプランに

 

金額の『価値』を明確にする必要があります。

 

5,000円だから安くて良いだろう

ではなく

1万円だから高くて来ないだろう

ではなく

 

5,000円の価値、1万円の価値、3万円の価値、10万円の価値を

明確にし『価格』として納得させていきましょう!

 

追伸

スポーツの価値だけが、お客様の求めている価値とは決めつけずに

多角的にみつけましょう。

いろいろな角度からのご提案いたします。

お悩みの方は

お問い合わせよりご連絡くださいね。

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